医薬品は医師の診察を受けて服用しましょう
2019年09月21日
医薬分業とは、医師の診察とは別に薬の処方や調剤を分離して、医師と薬剤師の専門性を分担する方法です。
診察を受けた患者さんが医療機関から発行された処方箋を院外の薬局に持って行き、薬を調合してもらい服薬指導をしてもらいます。
医師は医学に精通した専門家ですが、多くの種類の薬剤を処方しています。
種類も多く、診察と並行して医薬品の内容を細かく理解することは困難です。
そんな時、医師よりも薬剤に精通し知識が豊富な薬剤師に任せることで、より専門的な調剤をすることが出来るのです。
薬剤師は飲み合わせの副作用や用量にも詳しく、安全性の高い調剤や服薬指導をすることが出来ます。
たくさんの患者の診察で忙しくしている医師のサポートすることもでき、じっくり時間を掛けて一人ひとりに服薬指導を行えるのも医薬分業のメリットです。
また掛かりつけの薬局があれば、様々な医療機関から処方された薬同士の飲み合わせも同時に指導することが出来ます。
多くの医薬品を服用するときに起こってしまう副作用も、自分が今まで処方された薬の内容を知っている薬局に行っていれば未然に防ぐことが出来ます。
色々な医療機関に行って処方箋をもらってきても、かかりつけの薬局が防いでくれるのは嬉しいメリットです。